CUSTOMER'S VOICE お客様の声

「時と共に成長し変化するのを楽しむ」
〜自然錆の素直な美しさ〜

コチラの記事では、弊社DEILをお選びいただいた理由をご紹介いたします。

Q岡野様が耐候性鋼の玄関ドアに興味を持たれたきっかけを教えて下さい。

【岡野様】私が初めて耐候性鋼という素材を知ったのは、横堀さんの事務所にお伺いした際に
目にした入口にあるサイン看板でした。
自然な錆の風合いを見た瞬間“カッコイイ”と思いましたね。
その後、玄関ドアを探していた時にフロントさんが耐候性鋼の玄関ドアを作られていると知り
是非検討したいと思いました。

Q今回玄関ドアをお選びになるにあたり、どういった選択肢がございましたか?

【岡野様】まず、せっかく建物にこだわるなら顔である玄関ドアは他にない存在感あるものをと考え、
既製品ではないオーダーメイド品を検討しました。そうした中で、やはり木製ドアとの比較で迷いました。
木の温もりにも惹かれましたが、最終的には木製ドアでは出せない自然錆の風合いと2m35㎝という高さにも対応できるドアだったという事が決め手になりました。

Q岡野様から見た自然錆の風合いの良さとはどういったところでしょうか?

【岡野様】なんと言っても一番は経年変化です。

“錆を錆で制する”耐候性鋼は時を経るごとに変化する表面の錆が鉄素地を守ると聞いています。
最初から完成している物ではなく、時と共に成長していくそんな変化を日常的に楽しめるのはとても楽しそうだなと感じましたし。実際に引き渡されてからの約半年でもそれを感じる事が出来ています。

【村井】そうした耐候性鋼の良さを感じて頂けるのは大変嬉しいです。

Q横堀様が建築家の目線で見た自然錆の良さとはどういったところでしょうか?

【横堀様】私は自然錆に素直で無理のない美しさを感じます。
人工的に装飾された物はどうしてもそこに無理が生じますが、自然発生する錆にはそれがありません。

【村井】なるほど、お二人とも自然発生する錆の人工的ではない自然な変化や風合いに美しさを感じ取られているのですね。

・・・さて、耐候性鋼の自然錆は自然発生する美しさを持っていますが、
その反面自然素材ならではの難しさもあると思います。

Qそのあたりはどのように克服されたのでしょうか?

【岡野様】はい、不安を抱いたのは錆びの経年での変化がどの程度の物なのか、そして流れ錆や貰い錆で周囲が
汚れる心配はないかという事でした。経年変化については当初、素地の状態で納品した後、自然に錆びさせる方法も検討しましたが、あまりに変化量が大きく仕上がりの想像が出来なかったので錆出し処理をしてから納める方法にしました。その際の判断材料としてフロントさんがもたれている過去の事例ノウハウは大変役に立ちました。
これにより想像していた通りの錆色で納品され満足しています。
これからどのように変化していくのかとても楽しみです。

流れ錆については軒下にあるからという事もありますが、ほとんど気になりません。
土間の仕上げを洗い出しにしたのも良かったと思います。
もちろん自然錆なので触ると錆粉はつきますが、それも自然素材の産物としてとらえています。

QDEILを設置された満足度はいかがでしょうか?

【岡野様】とても満足しています。この半年の間にも少しずつ変化している様子が感じられますし、
スチールドアならではの重厚感にも満足しています。
家に遊びに来てくれた人も珍しがってみてくれます。

DEILを検討されている方へアドバイスをお願いします!

【横堀様】とても存在感のあるドアなので、ドアだけでなく
周囲もそれに負けない存在感ある素材の選定が必要になると思います。
ドアだけにこだわっても浮いてしまいますから。

今後フロントに期待される事は何ですか?

【横堀様】自然錆というコントロールできない物をどこまでコントロールできるのか、その研究には期待します。ただ、100%出来る必要はないと思います。70%で良い。
完璧ではない、それが人間らしくて良いなと感じます。

【岡野様】私は錆と緑のコントラストに着目しています。
実は最近盆栽に興味を持っているのですが盆栽の鉢を自然錆で作れたら
最高にカッコイイのでは?と思っているので是非お願いします。

今回はお施主様・建築家のお話を聞く機会を頂きました。
お二人の建物へのこだわり、そして自然素材に対するこだわりをお伺いし、その一端を担わせて頂けたことに
大変感謝いたします。今回のインタビューを通して玄関ドアを購入されるお客様が自宅の顏である玄関ドアをいかに
大切に考えられているのか改めて実感させて頂く事が出来ました。
今後も金属素材のもつ美しさを活かした“DEIL”がこうしたお客様の一生の思い出になるよう心を込めてお届けしたいと考えております。

今回お話をお聞かせいただいた横堀様が代表を務める一級建築士事務所
“米田横堀建築研究所”はこちら

耐候性鋼材について

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