CUSTOMER'S VOICE お客様の声

「飽きない、100年後も残る家」
〜自然錆の建築素材で実現〜

今回は今年4月、群馬県前橋市に完成した新居に玄関ドア“DEIL”をお選びいただいた
お施主様である岡野様と、設計を担当された“一級建築士事務所米田横堀建築事務所”の
代表である横堀様にお話しをお伺いしました。

Q大きな屋根と外壁の焼杉が印象的なデザインのご自宅ですが
  今回新築されるにあたり こだわられたポイントはどこですか?

【岡野様】やはり家は毎日長く付き合う物なので、テーマとして
「飽きない、100年後も残る家」を意識しました。また、そのための重要な要素として経年で劣化するのではなく、経年で変化していく事を楽しめるような自然な建材素材を使用したいと考えました

【村井】なるほど、それで外壁を”焼杉”にされたり”大谷石”を使われたりされているのですね。

Q横堀様は建築家の立場から岡野様の要望を満たすために気をつけられた点はありますか?

【横堀様】「あきずに長く使える」という点において、出来るだけシンプルで素直な設計を心掛けました。この家は全体的には“Y字型”になっていて、一見するととても入り組んで凝ったデザインに見えますが、道路面の建屋やガレージは道路に対してきっちり正面に配置し、リビングにはしっかりと日が当たるよう南に向けて大きな窓を配置しています。そういった意味で、変に奇をてらわずセオリー通りの素直な設計だと思います。

【村井】確かに何でもシンプルな物ほど長く使い続ける事が出来ますよね

Q自然素材という意味ではどういった点にこだわられましたか?

【横堀様】自然素材として特にこだわったのは 外壁・玄関ドアです。

外壁には焼杉を使用しました。
焼杉はその名の通り、杉板を焼き焦がし表面を炭化させたものですがその製造方法には大きく2種類あります。一つがバーナーで焼いて工業生産的に焼杉を製造する方法。もう一つが三角焼きと呼ばれる伝統的な手焼きによる方法です。
今回は後者の“三角焼き”という方法を実践し、岡野様と二人で一枚一枚実際に焼いて仕上げました。 こうする事で表面の炭化層が厚く硬くなり、より耐久性の高い外壁材となります。

そしてなんといっても玄関ドアは“耐候性鋼”です(笑)

【村井】ありがとうございます(笑)
岡野様の要望に応えるべく、素材感を活かした建材をふんだんに使用されたのですね
その一部として弊社玄関ドア“DEIL”をお選び頂き大変嬉しく思います。

今回お話をお聞かせいただいた横堀様が代表を務める一級建築士事務所
“米田横堀建築研究所”はこちら

耐候性鋼材について

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